先日の遊園地の事故もそうですが、金属の疲労は必ず起こりえる事です。
自動車も当たり前ですが、金属の固まりであり、尚且つそれを組み立て、形作っていますのは、多くのボルト&ナットです。
自動車整備はこのボルト&ナットとの格闘でもあります。
水 泥 雪 埃 温度変化 にさらされ、錆びて固着したボルト&ナットをはずす事は、非常に困難な事です。
特に輸入車は、太く長いボルトが多く使われより難易度が増します。
そんな分解整備で酷使されたボルト&ナットを再使用するのは、どうかと思われます。
当社では以前より必ず強度の掛かる場所のボルト&ナットは必ず新品にし、同時にネジロック等を用い、適切なトルク管理をして参りました。
当然お客様には、その僅かな部品代が、ご負担にはなりますが、その僅かな金額で安全を得られるならばと喜んでお支払い頂いております。
純正パーツでも、メーカーによりけりで、必ず新品のボルト&ナットが付属する場合と、そうで無い場合があります。私共は、付属しないメーカーさんの部品発注には、必ず追加注文しております。今までお話してきました事は、至極当たり前の事なんですが、結構やってらっしゃらないところが多いのも事実なんです。
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