ガルフストリーム BMWブログ

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2007年07月の記事一覧

古いポルシェならではの出来事

2007年07月19日

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小話を2席ご拝聴宜しくお願い致します。

まずは一席、車も21年も経てばゴムやゴムホースはビロビロになってきます。

前々から室内がガソリン臭くて気になっておりました。

よく横に乗って昼食をご一緒する敏腕税理士様は、気持ち悪いと車酔いならずガソリン酔いしてました。

大丈夫大丈夫慣れるからと、ごまかして参りましたがそれももはや限界。

色々と見てみてもハッキリとした漏れが見つかりません。

寒い時はそれほど感じられませんでしたのできっとこの暑さでホースの口から微量の揮発をしているんじゃないかと疑いました。

ところがまず1本を触ってみましたら、きちんと止まっているはずのホースがボロッと落ちました。

トランクルームはガソリンでビッショリ!エーイこうなったらホース全取替えだ!

ここで純正ホースは使いません。

近くにホース専門店が有るんです。

どんなホースでも手に入ります。

なんと値段も1メートル1000円もしません。

尚且つYOKOHAMA製です。

裏にADVANと書いてあります。

嘘です。

やっぱゴムは日本製が世界一!

ジャンボジェットのタイヤからゴムホースまでYOKOHAMAのゴムは良いんだな~。

 

長くなりましたが第2席、あまりのガソリン臭さにファブリーズを買って室内全体を吹きまくりましたが解決せず窓全開で帰りました。

信号待ちをしてますと横から「すいません」の声が!

道でも聞かれるのかと思いましたら「そのポルシェの排気量はいくつですか?」

の質問が「3200ccです」と面倒くさそうに答えますと「そりゃスゴイ!」パチパチと拍手されました。

70歳ぐらいの白髪のおじいさんでしたが、始めは頭おかしいのかと思いましたが物凄く嬉しそうな顔をされてたんで何だかこちらも笑ってしまいました。

あの年でポルシェを知ってるなんて我国のモータリゼーションも棄てたものじゃないと思いました。

それが今の若者に伝わって行けば良いんですが!

 

ついでにもう一席、以前ポルシェで帰宅してましたら真っ赤な同じ年代のポルシェが物凄い勢いで抜いて行きました。

私の右手は思わずシフトダウンしてました。

瞬時に右足にも血液が充てんしておりました。

一瞬の出来事の中、2台は信号で並びました。

赤いポルシェのパワーウィンドウがスーッと下がりこちらに話掛けて来ます。

何事かと私の体はこわばります。

「僕の車NAなんです!」「ハ?自分のもそうだよ!」

私より若い彼はニコニコと話し継けます。

そろそろ信号も変わるなとシフトを一速に入れた時彼は「この先のコンビニでコーヒーしませんか!」と言ってきました。

何だか私は気恥ずかしくて顔を横に振りました。

一応車屋家業ですのでイコールな話が出来そうも無く軽く手を上げてアクセルを踏み込みました。

でもとても気持ちが爽やかになり、これって古いポルシェだからこその出来事だと嬉しくなりました。

最新のポルシェではまず考えられ無いでしょうね!

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Posted at 2007/07/19 16:06:37コメント(0)

ポルシェ ネタ

2007年07月18日

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今年の4月に購入(正確には仕入れです)しましたポルシェ 911 ですが今だ手放せません。

これでは車屋失格なのですが又悪い癖が出てしまっております。

先日も欲しいとみえたお客様が、いらっしゃったんですが「これ売り物ですか?」の問い掛けに私は黙ってしまいました。

その時のお客様の困った顔を見てこりゃまずいな~失礼だな~と自分を戒めましたが結局首を横に振ってしまいました。

誠に申し訳ありません。

話はガラッと変わりまして4月からすでに5000kmぐらい乗ってるんですが大きなトラブルも無く、リークしていたプラグコードをウルトラに交換したぐらいです。

燃費も常に8kmは走ってくれる為、大きな出費にはなっておりません。

リアエンジン、リアドライブの911は本当に後足で地面を蹴り上げる感覚が有り、まさに動物の走りを想像させます。

又当時の911のサスペンションにはコイルスプリングが存在せず、丸い鉄の棒(トーションバー)を捻らせてタイヤを地面へと押し付ける機構になっています。

そのダイレクト感と床板感(リアエンジン&リアドライブの為、エンジン前部にパーツが必要ない分、床が全くのフラット状態)がたまらないんです。

この乗り味をどう表現しようか考えましたところ、良い表現を思い付きました。

それは小型のボートで波を切って走る感覚です。

車のボディは地面に張り付いていませんが、まさにそんな刺激を受ける車なんです。

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Posted at 2007/07/18 15:07:29コメント(0)

ドリフト

2007年07月07日

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小学校低学年だと思います。

もしかしたら幼稚園?

家の周りには、ほとんど他の家も無く本当にのんびりとした田舎でした。

風呂も当時は薪で沸かしてましたので小さな庭には、いくつもの薪が転がってました。

その丸太の上に得意そうな顔をして拳銃を構えるその顔は今も全く変わっていません。

物事がうまくいった時は今でもこんな顔をしています。

そうそうドリフトがうまくいった時は、一人でニヤニヤしながらこんな顔してハンドルを握ってます。

当時は車など殆ど走ってなく、一家に1台という時代はまだ来ていませんでした。

友達の家で車を買うと必ずみんなで見に行ったものです。

我が家は工場をしてましたので割と早く車を購入した方でしたが、カローラには子供心にワクワクはしませんでした。

まさか自分が車屋になるとは夢にも思わず真剣に私は大きくなったら忍者になるんだと思い込んでおりました。

そんなバカさ加減が40歳すぎてからのドリフトチャレンジに至ったのかもしれません。

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Posted at 2007/07/07 15:17:51コメント(0)

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