息子に続いて娘までもが大阪の大学に行く事になりました。
よりによって兄弟揃って大阪に行く事も無いと親は考えます。(まさに何考えとんねんです)
当然お金も掛かりますし近くにいた方が何かと安心じゃないですか!
でも本人の意思は岩より固く説得する余地も有りません。
後で何かと言われるのも嫌ですから、結局は本人の意向に折れるしかありませんでした。
親元離れて暮らすのも良いとは思いますが、近くにも良い大学が一杯あるわけですので親としては近くに通ってくれた方がどれほど良いか。
まあ愚痴になりますのでこの辺で止めときますが。
娘は子供の頃から置手紙を書くのが大好きでして、親子喧嘩をして意見が決裂した時なども紙一杯に書いて自己主張をしてきたものです。
もちろん嬉しい手紙もたくさんくれましたが。
大阪に行く日(朝早く行きました)私は寝てました。
台所に行くと又手紙があるじゃないですか、得意だな~と目にしますと「体に気をつけて 元気でいて下さい」と書いてありました。
このやろーそんな事書くじゃねー!とすぐさま本棚の漫画の中に手紙をしまい込みました。
日中、ツレの藤田君が電話してきました。
「娘 行ったか?」「ああ 行ったよ!」「そうか」彼はしんみり言います。
そして私は手紙の事を話しました。
藤田君にも二人の娘がいます。
何故か電話の向こうの彼は黙って返事をしません。
「バカヤローそんな話するじゃねー」聞いただけで駄目だと声がうわずってすすり泣きが聞こえます。
「お前 アホか!」「うるせー そんな話聞かせるな!」
まさにバカな二人でしたが親になってみないと分らない事ですね~
自分が家を出る時、母親がしんみりしてましたが、そんな事には全くお構い無しでしたから。
まさに子を持って知る親心です。
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