大阪くいだおれ。大阪行った事の無かった私は、くいだおれとはいわゆる形容詞だと思ってました。
綺麗な街、大きな街、食いだおれするほど美味しい街、実は違いました。お店の名前でした。
オモチャの箱に書いてあります。
「大阪道頓堀の南岸は江戸時代初めから芝居と料理の街として栄えてきました。
道頓堀の名物料理店 くいだおれ の創業者の発案でこの看板人形が誕生しました。
大阪の動く看板第一号でもあり今では大阪のシンボルとなっています。」
そのシンボルも時代の波に逆らえず、くいだおれ では無く店が倒れてしまう事態になってしまっています。
そしてこの人形の行方が話題になっています。
私達子供の頃は車を持っている家の方が少なく、外食なんて殆ど記憶に無い人の方が多いんです。
あえて言うなら地元の食堂や年に数回のデパートでの食事。
そう浜松なら今は無き 松菱デパート は自分達にとっては夢の国でしたから。
昔はデパート行くのにお洒落して行った時代でしたから今の人が聞けば笑うと思います。
特に我母親は、やたら帽子を被らせたがるんです。
今みたいな キャップ じゃ無いですよ!
あごひも付いたベレー帽みたいなのを被れ被れ言いました。
それが嫌でしたね~
話はそれましたが、くいだおれ もその時代を引きずっていたままじゃなかったのでしょうか?
今多くの企業&商店が時代の移り変わりについていけず苦しんでいます。
昔はただ外で食べられるだけで幸せでしたし、メニューなどワンパターンで充分でした。
自分なんかは最後にクリームソーダを飲ませて貰えば最高の休日でしたから!
しかし世の中がこれだけ多様化すれば昔のままで言い訳がありません。
今こそ専門店の必要性が重要視されています。
ラーメン一筋、たこやき一筋、ゴルフクラブ専門店、日本酒専門店、鉄道模型専門店などなど細分化していかないと生き残れない時代になってきていると思います。
浜松は元々繊維の街でした。
しかし現在殆どの大手が消えていってしまいました。
ところが先日お見え頂いたお客様のお話を聞いて仰天致しました。
社員20人の企業からヨーロッパの一流ブランド プラダ、ルイビィトン、シャネルに商品を納めているそうです。
その方は言いました。「メードイン浜松を世界に広めていくんです!」と!素晴らしいです。感動しました。勇気ずけられました。カッコイイです。同じ郷土、同じ年代の方が斜陽している繊維業界をしっかりと牽引してる事に驚きました。まさに羨望の眼差しでその方を見てしまいました。
これです。これなんです!絶対に技術を持ってニッチな世界さえ掴めればまだまだいけるんです。
中国じゃないです。日本です!
私ももっともっと見習って専門店を色濃~くしていく所存でございます。
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