木下プロからのコメント
今回、BMWガソリンターボ専用オイルを開発致しました。
コンセプトは、クルマを大切にしたいユーザーさんの為は当たり前ですが、更にエンジンの性能を引き出し気密性を高めターボが発生する熱に強くオイル自体の劣化を押さえる配合に致しました。
その結果、オイルを入れ替えてすぐに感じるのがエンジン音とマフラー音です。
エンジン音は金属的な異音が無くなりマフラーからは低音域からしっかりパンチのある音量になりました。
ですからアクセルを少し踏み込んだだけでトルクが太くなっているのがハッキリ分ります。
通常気密性が上がるオイルは固く重いフィーリングになる事が有りますが、そこは妥協していません!
高回転領域までエンジンはストレス無く回ります。
スパ西浦モーターパークにて気温29°と暑い中、連続走行をしても油温、油圧ともに非常に安定しフリクションが無い事で油温の上昇もまるで少なくなっています。
ストリートでは油温が低い走行条件になりますが、低温時から高温時まで性能が持続するオイルですので皆さんが心配になる点は全てカバーしました!
高性能オレンジウルフオイルがまたまた完成です。
デイーゼル専用オイルが入ったデモカー320dに乗って頂いたガソリンユーザー様から発せられるお言葉は「自分のガソリン車の方がうるさい!」でした。
木下プロも言われてますが、ガチャガチャとした金属ノイズが耳にさわります。
本来のガソリンターボ車専用オイルの開発のきっかけは、ノイズでは無く純正オイルの粘度が、あまりに低いので安心出来るオイルを作って欲しいというユーザーさんからの要望からスタートしましたがテストを重ねるうちに、そのノイズというネガティブ部分も同時に解消されました。
ですので、これは皆様にも朗報かと思います。
以下はスペック&オイルメーカーさんより
BMWターボ用エンジンオイル110W50
ターボ用エンジンオイルに求められる項目として、構造上致し方ない排気熱による油温上昇(酸化抑制)とブーストがかかる事による各パーツ(ピストン・シリンダー・コンロッドメタル)の潤滑保持と衝撃から守ることを主眼として開発致しました。
ポリマーを使用する事なく、潤滑性に優れた多数の機能性潤滑剤をふんだんに使いブーストがかかっていない時のピックアップ性能の向上とサーキットや高速走行などフルブーストで走行を続けた時の熱ダレを最小限に抑ええる事が出来ました。
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