LSDについて 木下みつひろです。
一般の方から、僕によく聞かれるのは、車が曲がらない!?止まらない!?です。
そこで対策としてオレンジウルフ.カーボンLSDは、通常では考えられない イニシャルトルク15㌔で設定しました。
しかも、2ウェイ。通常では逆に曲がり難いと言われる設定なんですが、その点をここにご説明致します。
(曲がらない 止まらない要因)
1、サスペンション(ダンパーセッティング)が曲がらないセッティングなので曲がらないのです。
2、LSDの性能差
性能差とは? LSDは通常フルロックでは走れません!タイヤの摩耗も早く、曲がりません。
つまり、LSD効果が生まれるコーナーリング時で、効きが良いと通常言われるメタル製では、過渡特性がある為に曲がらないLSDになります。
ところが、カーボンLSDは、ATS製の特殊なカーボン素材であり、LSD専用で開発したモノなので、LSDが作動する時には、この過渡特性が無いので曲がる事に全く邪魔しないのです!
しかも2ウェイでブレーキング時でも左右のタイヤの回転差が少ない為、左右のタイヤを有効にブレーキング出来るので止まるクルマになるのです。
通常では、曲がらないので1、5ウェイにすると確かにコーナーの進入で曲がる様になりますが、ブレーキングで、リアのイン側がロックしやすくなる事や、ABSの作動が早くなり止まらないクルマになります。 両方共に良くならないとLSDを装着する意味が無くなりますね。
ですからここで重要なのは、性能を取るか、はたまた味付け(変わった!)という感覚だけで選ぶかなんですよね!^
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