名古屋よりメンテナンスの為 BMW アルピナ E46 B3Sのお客様にお越し頂きました。
今回はブレーキ一式の見直しとなります。
まずは 走行距離は36000kmと劇的に少ないお車ですが、年数は14年目となりますので、まずはキャリパーのOHをお勧めしました。
外したキャリパー内は異物も見えるほど汚れていましてやはり年月を感じました。
キャリパー内を綺麗にしピストンも磨きました。
そしてOHに伴う交換パーツは、この2点のゴムです。
たかがゴムですが、ここが一番重要でして年数に伴いゴムが硬化し潤滑性能が無くなりピストンが正確に戻らず、いわゆるブレーキの引きずりを起こします。
ですので組み付けには、ゴムにシリコングリスを塗り長期の潤滑性能を求めます。
そしてラバーブーツの取り付けです。
経年劣化したキャリパーでは、ピストン出すのも戻すのも、とても手では動きませんがOH後は、まさに手でスムーズに動くほどになります。
お次はパッドがスライドするステー部分を綺麗にワイヤーブラシにて清掃します。
取り付けたステーにもグリス貼付致します。
今回はブレーキローターも新品に致します。
実はこのローター選択にも拘りがありまして、ドイツ車の場合ローターも同時に削れさせ効きを産ませせているのですが
要は硬度が一番重要でして国産車の様な硬いローターにしてしまいますと折角の高性能パッドを装着しても、丸で効かない状態となってしまいますのでここ重要です。
そして最後はお約束のオレンジウルフ ブレーキパッド850のお取り付けです。
低ダストで有りながら絶大な効きと絶妙なペダルフィールを実現するまさに逸品です。
発売から多くの皆様に絶賛して頂きまして、まさに口コミで広がった製品です。
実はこちらの方も同じアルピナ乗りの方のみんからブログで知って下さいまして、その記事と同じ様なメニューでやって下さいのお問い合わせだったんです。
明日はNO2書きます。
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