オレンジWOLF カーボンLSD用 2個のギア製作方法
F30 320d ファイナルの工程
1、素材(姿に加工)
2、調質処理 内部応力を除去
3、旋盤加工
上記はリングギヤ及びピニオンギヤ
4、リングギヤの歯切り加工
5、リングギヤの熱処理(強靭な歯を造る為の特殊熱処理工程)
6、NO5のリングギヤに合わせてピニオンギヤの歯切り加工
(歯面の歪を最小限に抑える為に実施している)
7、ピニオンギヤのネジ部防炭処理
8、ピニオンギヤの歪取
9、ピニオンギヤの熱処理(強靭な歯を造る為の特殊熱処理工程)
10、ピニオンギヤの研磨
11、リングギヤとピニオンギヤのラッピング処理(セット管理)
12、リングギヤとピニオンギヤのテンパーショットピーニング
特殊熱処理と合わせて疲労強度が通常浸炭(一般的な熱処理)に比べて5〜10倍になる。
上記目的は、静寂で強靭なキヤを造る為の工程です。
テンパーショットピーニングは、F1(マクラーレン、フェラーリ)にも採用されている技術です。
この記事が気に入ったら「いいね!」を押してね