今年4月にブレーキローター&ブレーキパッド オレンジウルフ850をご装置頂いたBMW アルピナ E91 B3Sのお客様が、今回はまたまた新たなメンテナンス&リフレッシュにお越し下さいました。
その内容は? 年式&走行距離による経年劣化、フロントハブベアリングの交換からスタートです。
BMW E9Xモデルからフロントサスペンションアームの形と形式が変わり、E46に比べステアリングの重さとドッシリ感が格段に増したのですが、このハブベアリング摩耗によりそのドッシリ感は失われてしまいます。
何か妙にステアリングが軽く感じ、ステアリング切ってるのに応答性が非常に悪くなります。
特に速度を上げていきますとタイヤの接地感が薄くなり丸でフロントが浮き上がった様な感覚まで覚えます。
そして高速時に敢えてステアリングを切ってみますと切っているのにも関わらず、車は真っ直ぐ走って行きます。
こんな事書くととても大袈裟に思われてしまいますが、ハブベアリングを数百台以上交換してきた私達には至極当たり前の事で、あ~やっぱりもう限界だな~と分かりますのでお客様にお伝えします。
お客様におきましては比較する対象、同じ車種の良い状態のお車が有りませんので物凄く不可解な事とは思いますが、常に良い状態のお車を体に叩き込み常に比較させて頂いている私達には、それがもう摩耗劣化しているのがすぐに分かってしまうのです。
ハイ私達は365日比較の毎日です。
同じ事を何度もしていれば当然何方にも分かりますし、特別なものなど何も持ち合わせておりません。
ただ単に真摯に良い状態のお車とお越し頂いたお客様のお車を比べさせているだけなんです、
今回もきっと良い結果が表れると思いますので、どうぞお楽しみにしていて下さいね!
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