禁断の行為。ソバ屋でラーメンを注文しちゃう!
土日の昼食はどこも混んでますし時間も有りませんので適当に大手チェーン店で済ませます。
今日も大手うどん店に行きましたら、まさかの行列で待ってまで食べる事も無いのでちょっと車を流しておりました。
そうしますと、こんなとこに蕎麦屋があったっけ?と見つけまして車も多く停まってませんので簡単に蕎麦でも食べて帰ろうと考え入る事にしました。
お客さんの数も少なくて調度良いや!さあ何を食べようか?とメニューを見ますとラーメンがあるじゃないですか!
絶対に失敗するから見ない様に見ない様にします。
今日は蕎麦を食いに来たんだと何遍も自分に言い聞かせます。
おばちゃんが注文を聞きに来ます。
「何にしましょうか?」
「それ早く蕎麦と言え」と心の中の自分が叫びますが口から出た言葉は「ラーメン下さい」
あちゃ~又やっちゃった!今まで何回も失敗してるのに怖いもの見たさで頼んじゃうんですね~
食べた後のむなしさを想像出来るのに!
馬鹿さ加減に嫌気がさして、まあ良いやと漫画などを読んでますと2人の女性が斜め前の席に座りました。
一人は50歳代の女性 (三田佳子に似てました。ほんと美人でした)でもう一人は多分お母さんと思われる、おばあちゃんでした。
この二人は顔も綺麗なんですが何かすごく上品で浜松らしく無いんです。
着てる服も良い物着てますし、とにかく良い雰囲気なんです。
きっと普段はもっと良い物を食べてるんでしょうが今日は昔この辺に住んでて懐かしいからちょっと寄って行きましょうか?みたいな感じでした。
その二人が注文します。「中華ソバ二つ!」あーそうか中華ソバって言わなきゃいけないんだ!
そのご婦人が言うと何かとても上品で(きっと昔の常連さんでここの中華ソバは、たまに食べたくなるわね!みたいな雰囲気も醸し出してました)急に自分が頼んだラーメンが、もしかして美味いんじゃないかと思えて来ました。
楽しみになってきました。
何て単純なんでしょうか!でも男なんてそんなものです。
来ました!ラーメンが!
当たり前ですが今のラーメンの様にコクなどありません。
でもほんのり甘くて今まで食べた 「蕎麦屋のラーメン」の中では一番美味い!
麺も良い感じ!前に座っているお二人も美味しそうに食べてます。
ラーメン屋でラーメンを食べてる女性は美しく見えませんが、蕎麦屋で食べてるのは以外に品が有ります。
またこの店に来てみよ!