本日岡山県倉敷より5時間の道のりにて、BMW E90 330のお客様がATF全量交換に来て下さいました。
本当に遠路より誠にありがとうございます。
今回のこの様なお問い合わせメールを頂戴しまして、お電話にて詳しくご説明させて頂いた結果、お越し下さる事となりました。
「クルマはE90 330i 2005年式で21万6千kmです。
ATF交換は問題なく可能ですか?
10万kmあたりから交換したかったのですが、どこへ尋ねても寝た子(スラッジ)を起こして、オイルラインに詰まるからやめた方が良いとのことでした。
近年15万kmを超えたあたりから、ATをスポーツモードからノーマルの戻した際のシフトアップの遅れを感じはじめ、しだいにそれが大きくなってきています。
また20万kmあたりから普通に発進した際のシフトアップ(2→3?)にも微妙に“間”を感じるようになってきています。
みなさんシフトショックについて言及されますが「ショック」というような衝撃感はありません。
予算は? 所要時間は?
以上、ご回答をお待ちします。」
そしていざ施工スタートなりまして、まずはオイルパン外しから行いましたが一番下の写真をご覧下さい。
2つの丸い磁石にもスラッジが一杯着いていますが、その上部にオイルフィルターが内蔵されています。
そのオイルフィルター部分から銀色のスラッジがサラサラと流れて来ているのがお分かりになりますでしょうか?
お客様にも見て頂きましたが、安易な掻き混ぜ式のオートマチェンジャーでやられなくて正に良かったと思える状況でした。
オイルパン交換を終え、オートオイルクーラーへトルコン太郎を繋げATF全量交換のスタートです。
ここで多走行でも安心なマシンの特徴を明記します。
アイドリング状態でのオイルの循環を利用する理想的な交換方法です。
交換後は自動的にミッション洗浄に切り替わり、内部の汚れを回収。
オイルパン内部のスラッジを巻き上げないのでミッションに悪影響を与えません。
交換率の高い理想的な交換方式です。
ミッションに負担がかからないよう、オイルの注入量を最適に制御します。
多走行車のATオイルクーラーは真っ黒に汚れています。
だから、洗浄・クリーニングが必要です!
オイル交換後は自動的にオイルラインをクリーニング。
ミッション内の汚れをオイルで洗浄しフィルターで濾過します。
オイルクーラー内部の狭い通路もクリーニング出来、目詰まりを防止します。
クリーニング中はモニターでオイルの色を目視確認出来ます。
そして完成後乗って頂きましてご感想をお聞きしますと、不満であったシフトアップの間や遅れを全く感じなくなりました!
思っていた通りの状態になって本当にやって良かったです!と言うかここに来なければ出来無いんですから、来るしかなかったんですよね!
と満面の笑みでお話して下さいましたので、最高に嬉しかったですね!
今後も何かございましたら是非共お声をお掛け下さいね!
宜しくお願い致します。