今年の7月に オレンジウルフ ECDキットを、お取り着けさせて頂きました BMW F11 523d のお客様からレビュー頂きました!
ガルフストリーム様、
お盆前にECDキットを装着してもらったのに、自宅のOutlookが壊れていて長文が送れない状態が続いていたためにレビューが遅くなって大変申し訳ありません。
約2ヶ月で2,000Kmほど走行しましたので、インプレッションを送ります。
実は、純正の足と比較して快適なため、以前の乗り心地をほぼ忘れている状態です。
良いものには体があっという間に慣れてしまうものですね。
さて、装着後のドライブでまず感じたのが、ギャップを乗り越えた際の体に伝わるショックの質が変わりました。
試乗車で体感していたのと同様で、ショックがゼロになることはありませんが、純正のゴツゴツした硬いだけの感触が柔らかな感触に変わりました。
また、揺り戻しがなくなり1回で吸収してくれるようになりました。
細かなギャップであれば体や頭が揺られることはなく、お尻の下だけでギャップが吸収されていて体にショックが伝わってこないレベルです。
当然左右への揺れも少なくなっており、体に対する負荷がかなり減っているのではないかと感じました。
後席に乗っていた妻曰く『一体感が増した』とのことでした。
車の仕様をよく知らない妻ですが、だからこその感覚で、女性特有の表現だなと思いました。
ワインディングに持っていくと、5シリーズツーリングの重たい車体がひらひらと舞うようになった、というと言い過ぎでしょうか。
ギャップの吸収もさることながら、足の踏ん張りが非常に良くて車体のロールが抑えられており、ハンドルを切った際の回頭性が良くなっているため、思った通りにラインをトレースしてくれるので、走っていて非常に安心感があります。
結果として、どんどんスピードが上がってしまいます。
こうなると、トルクの上昇がリニアでないディーゼルエンジンの特性が走りの邪魔になってしまっています。
BMWの2Lディーゼルは1,800回転よりも下のトルクが意外とないことと、2,000回転に入って過給がかかると急に大きなトルクが立ち上がる、いわゆるドッカンターボ的な特性があらとなってより一層気になってきています。
もちろん、スポーツモードに入れて2,500回転以上を維持すればかなり楽しく走り抜けられるのですが。
現在は、場面場面で前後の減衰力をいじって最適なところを探っているところです。
重いツーリングボディーなのでリアは硬めを基本として、フロントは同じ硬さか少し柔らかめが合っているように感じていますが、なかなか難しいですね。
家族を乗せることも多いので常に硬いままで維持できないところがもどかしいです。
単なるキットの装着だけではなく、スタッフの皆さんと十分に相談した上で車高のダウン量とスペーサーでの出面調整もできたことがとても良かったです。
ほぼ1年越しで悩んだのですが、決心して良かったです。
非常に良い出会いだったと感謝しています。
ありがとうございました。
誠にありがとうございます。
ここまで詳しく書いて頂けるとは、まさに感謝感激です!
デモカー同乗走行にて、このECDキットを気に入って頂きましたが、やはり御自身のお車で体感されてこそその真価を感じて頂いていると思います。
室内から減衰調整が出来るのは、色々なドライブでの楽しさが増々倍増して参りますので、今後も十分にお楽しみ下さいね!
また下のトルク感のご不満は、ターボチューニング FUSIONにて解決出来ますので、そちらもお知りおき下さい。
今後共宜しくお願い致します。
この記事が気に入ったら「いいね!」を押してね