BMW F25 X3 20dのお客様が2回目のATF交換に来て下さいました。
一番最初は平成29年12月 88000km走行時にさせて頂きました。
そこから2年 50000km走行をされての2回目の交換と相成りました。
80000km無交換で施工して頂いた時も、ここまで良くなるか!
と感動して頂きまして今回までの間にオレンジウルフ ディーゼル車専用エンジンオイルの交換も3回もして頂きました。
愛知県の浜松よりにお住まいですので距離的にもお近くの為、何度もお足をお運び頂けまして本当に嬉しい限りです。
1回目の交換から50000km走行をされていますので何かとご不満な点もお有りの様で、それらの点が改善されたかどうか?
暫くご様子を見て頂きまして、後日お返事を下さるそうですので、ワクワクしながらお待ちしておりますね!
そして次は軽量ホイールのお話の巻です。
こちらのお客様も、運動性能&軽快感を求められBMW M4の鍛造ホイールに換装されたそうです。
結果!確かにハンドリングの軽快さや、俊敏な応答性は生まれたそうですが、肝心の重厚感は失われてしまったそうです。
ワインディングをヒラヒラと走っている時は楽しいんですが、一般の街乗りの悪路では変にバタバタとして不快感を感じてしまうそうです。
そんなお話を、お聞きしまして昔ならそんな訳無いですよ!ときっとお答えした自分も今ではその真意が痛いほど分かりますので、ここで敢えてお話します。
本来バネ下重量は軽い方が確かに運動性能は上がります。
自分も数々の軽量ホイールを装着し、その違いに感動を何度もしました。
ところが!オリジナル サスペンションキット(オレンジウルフECDキット)開発の数年の中で、いつのまにかスポーツ性能よりも上質感を求める様に私共はなってしまいました。
最初の頃は、もっと速く!軽快に!街乗りとサーキット走行までを両立させる、この世に無いサスペンションキット開発だったのですが、段々と様子が変わってきてしまいました。
お客様は、ほぼサーキット走行などされる事も無く、その走りを重要視されていない事を、ヒシヒシと感じてしまいまして、殊更上質感を求めて参りました。
そんな中、バネ下に重量物があった方が実に重厚感を感じます。
最近のBMW 純正ホイールは、とてもスタイリッシュですし純正ホイールの重さに意味がある事を初めて知りました。
Mというスポーツモデルは、やはり軽量ホイールでと思いますが、そうで無いモデルでは私は敢えて軽量ホイールで無い方がBMWらしさを醸し出すと考えます。
また昔はローダウン&インチアップこそが、車を弄る醍醐味とばかり考えていましたが、今ではそうも思っていません。
こんな事言うと歳取った老化と思われてしまうかもしれませんが、2010年からひたすら本質を求めて来た今は本当に良い物や真実だけを、お客様にお伝えしていきたいと考えます。
それこそが9年間の蓄積だと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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