本日は愛知県より BMW アルピナ E90 B3 のお客様がSACHSダンパーへの交換の為、お越し下さいました。
走行距離も8万キロを超え、やはり脚周りの見直しはとても重要ですね!
最初に外したダンパーはリア用となりますが、もうバンプラバーはズタズタでした。
このバンプラバーはフルバンプした時にダンパーを守る大切なパーツですので、余計にダメージを受けてしまいます。
しかしバンプラバーだけを交換するのは、おかしな話ですので勿論ダンパー交換してから、こちらも新品に致します。
また当然ですがダンパー上部のアッパーマウントも同時交換です。
そして今回のこれらの作業は全てSACHS製パーツにて行います。
タイトル通り、今最も拘っているノーマル車高セッティングを今回も実施致します。
アルピナのお車では当然と言えば当然ですが、アルピナ以外のBMW車でも今は、こちらを推奨しています。
車を買ったらまずは車高を落とす!自分もそれが常識と長い事思っていましたが今は違います。
上質な大人な雰囲気を醸し出す為には、むやみやたらなローダウンをする事は却っておかしいと思う様になりました。
やはりそこはメーカー推奨車高が一番美しいと感じる様になりました。
故に今回もノーマルスプリングを使用し、ダンパーのみの交換となります。
こんな非常識な事を言い出すと、お客様が離れて行ってしまうかと少し不安はありましたが!
何の何の、とっても共感して下さる方が大勢いて下さいまして、やっぱり間違っていなかったと実感している次第です。
ダンパー組み込みも無事終了し最後の仕上げは鬼アライメント調整です。
いつもの事ですが基準値にドンピシャに合わせました。
ここまで左右誤差を無くしますと、経年での左右差も極々僅かとなりますのでとても重要です。
実際にアライメント調整後、半年、1年経った時点で計測しても左右差が殆ど無かった事が何回もありましたので!
今回初めてのお付き合いをさせて頂きましたが、同時に各部点検もさせて頂きました。
するとオートマオイル漏れととオイルフィルターハウジングからのオイル漏れが発見されました。
お客様にも見て頂きましたが、今後の課題となりました。
只今その修理のお見積りを作成させて頂いておりますので、ご検討下さいませ。
今回は誠にありがとうございました。
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