ガルフストリーム BMWブログ

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鬼アライメントの記事一覧

第二弾 BMW E89 Z4 オレンジウルフ ECDキット お取り着け

 

BMW  E89  Z4 23I 6気筒のお客様にオレンジウルフECDキットのお取り着けをさせて頂いております。

元々他社製の車高調キットが着いていました。

しかし

「ガルフさんのECDサスにひじょぉぉぉぉぉーに興味があります!! と言うかかねてより欲しかった逸品です!」

のお便りを頂戴しまして、この度のお取り着けと相成りました。

品のあるローダウンで決まりました!

後ほどアライメントデータを載せますが、メーカー車高基準値よりジャスト20mmダウンとなりました。

あまりにベタベタな低い車高はやはりBMWの品を失いますからね!

こちらが入庫時のECDキット取り着け前のデータです。

あまりに極端なズレはありませんが、フロントキャンバーが、かなり寝てしまってますね!

車高も結構低めでしたね!

そしてこちらが、取り着け終了後の調整前後のデータです。

まさに-20mmダウンにジャスト4本とも車高を合わせました。

一番肝心のリアアライメント数値をいつもの如くバッチリ合わせまして!

フロントトー調整しましたら!

あら不思議?調整出来無いフロントキャンバーが左右ピッタンコに合ってしまいました。

それに正規キャンバー基準値にもなかり近づきました。

これは驚きの直進安定性になると思いますよ!

 

完成後お客様に乗って頂きました。

すると第一声が、いや~車線変更だけでも楽しいです!ワハハハハハ!

最強の減衰にしても全く突き上げ無く、悪路なのに不快を感じません!

今までのサスペンションキットは全く脚が動いていなくて、丸で板の下にタイヤがある様な感じでしたが

ECDキットはもう全く別物で、硬くしてもシッカリと脚が動いてるのが分かるんで、まさにビックリしました!

いや~以前のサスペンションをオーバーホールしようかな?とも考えましたが、しなくて良かった~

ECDキットにして本当に良かった~

と大喜びして頂けましたので最高の気持ちになりました。

お住まいもお近くですので、今後共お付き合いの程宜しくお願い致します。

 

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Posted at 2019/10/27 18:05:01コメント(0)

BMW E91 320 SACHS ダンパー交換&鬼アライメント

先日ATF全量交換をさせて頂きました品川ナンバーのBMW E91 320 のお客様が、お約束通りダンパー交換に来て下さいました。

まずは外したリアダンパーですが、もうバンプラバーが砕けていました。

走行距離70000kmでダンパー無交換ですと、もうこんな悲惨な状況になってしまっています。

こちらの320のお車は前回も書きましたが、非常にお手入れ良く、素晴らしいコンディションの個体でしたが、やはり大手さんで整備していると、ここにはあまり手を掛けられませんね!

ですから前オーナーさんも、ここまで乗ってしまったのだと思います。

そしてお次はフロントです。

フロントダンパーのバンプラバーも見るも悲惨な状況でして、相当にくだびれている状態でした。

ダンパーをアフターマーケット用のSACHS(純正もSACHSです)に交換し、バンプラバーもSACHS製にて交換です。

もちろんアッパーマウントもSACHS製にて交換致しました。

こちらが作業前のアライメントチェックデータです。

走行70000km ダンパー無交換時のデータとなります。

注目して頂きたいのは一番肝心のリアアライメントのトーの数値です。

左側のタイヤがとんでも無く内側に向いています。

ですので相当にステアリングを左に切らないと真っ直ぐに走れなかったと思います。

またフロントトーも双方のタイヤが大きく内側に向いてしまってますので、かなりの走行抵抗になっていたと思われます。

そしてダンパー&マウント交換後のデータがこちらとなります。

左側の調整前と右側の調整後の数値を見て頂きますと、調整出来無いフロントキャンバーとキャスター意外は見事にバッチリと合わせ込みが出来ました。

そしてこのデータから感じますのは、フロントキャンバーの左右差が大きい事です。

ダンパー&マウントが新品になりメーカー基準値に調整出来るところは、しっかりと収まりましたが、調整出来無いフロントキャンバーのこの大きな誤差は、まさしく左右4本のサスペンションアームのヘタリだという事が分かります。

完成後、お客様にもデータを見て頂きこの件の御説明を致しましたが、まずは現状で乗ってみますとの事で、お帰りになられました。

そして翌日お電話にて、ご感想をお聞かせ頂きましたが

いや~帰り道が楽でした~!

やはり相当にステアリング修正していたんですね~

凄く腕が楽で、見事に真っ直ぐ走るんで驚きました~

乗り心地もとても良いし、車の収まりも早くて安心して帰れました!

と大喜びして頂けましたので最高に嬉しかったですね!

またお客様には、これで愛着度がグッと増しましたら、またアーム交換にもお越し下さいね!

一つ一つ変化を感じながらのメンテナンスは、大いにカーライフが豊かになりますから!

今後共ゆっくりとお付き合いのほど宜しくお願い致します!とお伝えしました。

今回も誠にありがとうございました。

 

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Posted at 2019/10/24 17:05:25コメント(0)

BMW アルピナ E91 B3S ビトルボ ステアリングタイロッド交換

ステアリングギアボックスにねじ込まれている、このタイロッドの長さを伸ばしたり短くしたりしてフロントのアライメント調整をします。

その調整とは? フロントトーでしてタイヤの先端が内側に入っているのをトーイン、外側に開いているのをトーアウトと呼びます。

本来殆どの車がトーインに合わされていまして、ここの数値がずれる事によりステアリングの不安定感が発生しますので定期的な調整が望ましいです。

またこのパーツを交換する理由として一番多いのが調整ネジが錆びついて回せ無くなってしまい、故にアライメント、サイドスリップ調整が出来無いので交換となります。

しかし当社では違った理由で交換しています。

それは?先端にある左右のボールジョイントが、へたるから交換しています。

ここが経年劣化してきますとステアリングのレスポンスや正確さが鈍ってくるからなんです。

昔BMW E36 M3でサーキットにてドリフト走行を繰り返していますと、ここのガタでうまく瞬時にカウンターを当てれなくなってしまったといった経験値より、お客様にもお勧めしているんです。

何もサーキット行かずとも間違い無く経過年数で、傷んでくる箇所ですのでリフレッシュ メンテナンスとして交換をさせて頂きます。

そしてギアボックスに刺さる部分もボールジョイントとなっていますので当然ですが、ここも同じく傷んで参ります。

そして交換後は鬼アライメントで締めます。

ここで特筆なのは?こちらのお客様は今年の4月にサスペンション リフレッシュメンテナンスして頂きまして、その時にもアライメント調整をさせて頂きました。

それから5ヶ月過ぎたのですが今回触っていないリアの数値誤差が非常に少ない!って事でして、やはり左右ピッタンコに合わせている事が効いていますね~とお客様ともお話しました。

当たり前ですがタイロット交換したフロントトーは、数値バラバラでした。

そしていつもの様に最後はバッチリと鬼アライメントとして完成させて頂きました。

また追加にてボッシュエアコンサービスも承りました。

平成23年式のお車ですから、新車から8年の歳月が経っています。

故にエアコンガス充填既定値が620gに対して回収されたガスは488gしか入っていませんでした。

132gのガスを追加充填させて頂きましたが既定値の20数%を足したって事はまさにエアコンの効きは激変します。

それではお客様! ステアリングのダイレクト感とエアコンの効きをどうぞご堪能下さいね!

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Posted at 2019/09/14 18:32:11コメント(0)

BMW E91 335 のお客様から超大作頂戴しました!

先日の私のブログを読んで下さり、それなら私も週末には1筆書いてみますよ!

とおっしって頂きましたが、まさに大作を送って下さいましたのでご紹介致します。

 

7/9にATF交換をお願いして以来、ガルフさんにお伺いするたびに何かと感動しています。

今日は、その中でも特に驚きの結果となった足廻り整備をレビューします。

この335iは、5月に77,778kmで購入し81,000kmでBSのS001RFT(17″)に交換、アライメント作業済。

このタイヤ交換でハンドリングは多少改善されましたが切れの悪さや跳ねた時の収まりが気に入らなくてガルフさんに相談。

その結果、スプリングを再利用したZACHSダンパーへの交換を7/18に86,673kmでお願いしました。

いつもは、スプリングもキットで交換することが多いのですがバネも車高も気に入っており相談したところ逆に上記をおすすめして頂き即決しました。

もちろんマウント、ブッシュ類も新品交換、さらに外したボルト類もすべて新品交換をお願いしました。

伸びたボルトの再利用で規定トルクで締めましたというのもいかがなものかと思いまして・・・

加えて今回は、ハンドリングの改善も狙っているためフロントのアームも交換していただきました。

まず作業前のアライメントデーターに驚きました。なんでこんなにバラバラ?

そして交換と鬼アライメント(ALPINAデーター)作業後のテスト走行でまた驚き。

矢のように真っ直ぐ走る!切れる!

このあと高速(超高速?)走行中に特定速度でハンドルのブレを感じたのでガルフさんに相談したところホイールバランスをご指摘頂きました。

まさかと思いつつ、いつものタイヤショップにバランスの確認を依頼したところ4本中3本が20-30gの再調整となりました。

全速全域でブレていたので気が付かなかったのがこの度の整備で足がしっかりしてわかるようになったのですね。

これにもガルフさんの整備力にあらためて感動。

この結果に味をしめてさらに精度を出すべく8/28に90,080kmでリジカラを装着。

もちろん今回もボルトは新品交換です。

リジカラって結局は、自動車メーカーの生産ラインの許容差をセンターを出すことでゼロ(設計値)にする部品ですよね。

BMWの設計通りなら335iの足やハンドリングってどうなのかな~って知りたくて・・・

そうしたらなんと作業後のアライメントデーターを見てまたまた驚きです。

なんと前回のデーターから大きくずれていないどころかフロントが規定値に入ってしまいました。

前回同様に直進安定性が出てますが何より跳ねた時に足が動いてくれるんです。

すごく収まりが良いと言うか安心です。

跳ねてもそのまま収まりますので直進安定性が更に良くなったように感じます。

ランフラットをラジアルに履き替えたようなしなやかさが出ました。

おかげさまで肩の力が抜ける大満足な足になりました。

ここからは、私の勝手な想像と感想ですので間違っていてもご容赦ください。

私も種類は違えど技術者ですので設計に忠実であることは、大切にしています。

もちろんそれが全てではありませんし設計ミスもあるでしょう。

でも元の設計を変えて改善を目指すなら設計意図を理解した上で行うべきだと思います。

そこで8万kmを超えてわからなくなっていた本来のBMWの姿を再現しようと考えました。

整備と言っても千差万別。

こわれた部分を整備書通りの手順で交換すればこれは整備。

さらに踏み込んで一つ一つの作業の意味を考えてこだわって組み付けるのも整備。

整備費用には相場がありますので後者だと利益が出ず多くの業者が前者を選択。

業者探しの最中にATF交換でガルフさんの考え方と実際の整備を見せて頂いてここだと決めて浜松通いです。

結果出ました。

歪んだ車を放置してそのまま乗るとさらに歪みます。(タイヤ交換後の5千km)

正しい形なら設計通りに力を逃がすので歪みにくい訳です。(最初の整備後の4千km)

歪みが出るのは、ブッシュ、マウントのヘタリ等で避けられませんが性能維持は的確な整備をすることで可能だと確信しました。

1回目は、ブッシュ、マウント、アームを交換しガタを無くし抜けていたダンパーを交換しショックを減らしてアライメント。

ここで新車時からの歪みは、無くなっています。

2回めのリジカラでフレームを規定寸法での組み付けにしてやり再度アライメント。

サブフレームのボルトなんて普通緩めませんから新車時より精度向上したかも・・・

なんとフロントまでつられて正常化しよく動く足になりました。

このときのフロントの正常化は、1回目の作業が的確であったことの証でしょう。

実際のところ新車では新品部品の組付けができる=精度が出るでないと大量生産できませんのでここまでは見ないでしょう。(ALPINAやMを除く。)

こんな作業をやっていただけるガルフさんは、素敵です。

ガルフさんらしいポリシーを曲げずにこれからも頑張ってください。

今回は、本当にありがとうございました。

これからもよろしくおねがいします。

BMWオーナーさんへ
今回の結果を見ての補足です。
1,車がなるべく新しい内にリジカラを装着しアライメント。
2,足のヘタリが気になったらなるべく早く整備してアライメント。
3,車が完全に自分のものになったら自分に合わせてチューニングがおすすめです。

 

誠にありがとうございます。

まさに感謝感激でございます。

ここまで書いて頂き感無量です。

今後とも宜しくお願い致します。

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Posted at 2019/09/03 19:32:00コメント(0)

BMW E91 335のお客様のこれまでの経緯

2019年7月18日のアライメントデータです。

当社ではサスペンションを交換する前には必ず現状の状態を把握する為、事前にアライメント計測させて頂いています。

それをお客様に見て頂いたところ、エ~ッ!?

つい最近他社で、アライメント調整したばかりなのに何このデータは?と驚かれていました。

正直一番肝心なリアの数値がバラバラでしたので私共も驚きました。

そしてキャンペーンをご利用頂きまして、SACHSダンパーへと換装させて頂きました。

車高を落す事も変な車高調を着けるのも全く論外との事で、私共のご提案にノリノリで乗って頂きました。

2019年7月18日 17時57分にSACHSダンパーの取り着けが終わり、最終的なアライメント調整に掛かりました。

左のデータがダンパー取り着け後のデータであり、右が調整後のデータとなります。

キャンペーンの内容通り基本データは BMW E91 アルピナ B3S に基づいて行いました。

一番重要なリア アライメントは左右バッチリに合わせ、フロントも調整出来無いキャンバーとキャスターは別として調整出来るトーインも左右バッチリと合わせました。

この時走行距離は86673km

またダンパーと同時に走行距離から考え、フロントアームも4本新品にさせて頂きました。

これも正確なアライメントを出す為には非常に重要ポイントですし、ステアリングの安定感&ステアリングレスポンスは見違えるほど良くなります。

そして昨日8月28日にはリジットカラーのお取り着けをさせて頂きました。

 

 

大注目なのが左のデータです。

まずはリジカラ装着後に計測したリアの数値です。

リジカラを着ける為にはサブフレームをずらすのでアライメントが狂うのは当然なのですが、そんなにずれていません。

そして左右差も少ないですね~これをお客様見られてこうおっしゃいました!

「やはり前回のドンピシャ鬼アライメントが効いてますね~前回から4000kmほど走っているのにも関わらず、そしてサブフレームをずらしたのにも関わらず、この数値はまさに驚きですね~」

「これは元々のアライメント調整が良かったのとBMW車の精度の高さですね~ずれたにしても左右差が無いのは流石です。これ皆さんに上手に伝えた方が良いですよ!順を追って紹介したら良いんじゃないですか?」

とおっしって頂けましたので本日頑張って書いております。

更に驚きましたのは、フロントのデータです。

調整の無いフロントキャスター&キャンバーが基準値に入りましたし左右差も縮まりました!

前回では片側の数値が基準値より外れてしまってましたが、リジットカラーにより精度が高まりました。

お客様曰く へたっていたショックアブソーバー、へたっていたアッパーマウント類、へたっていたアーム類を見直し、リジカラにてサブフレームの精度を上げた事により、まさにBMW社が求める値になってくるんですね~これなら新車よりも良いんじゃないですか~?

とおっしって頂いた後に乗って頂きました。

前回も凄いと思ったけど今回はまた別格ですよ~まさに手放ししても良いくらいに矢の様に突き進みます!

驚きの直進安定性ですね、そして道路の繋ぎ目で落ち着か無かったステアリングも見事に解消されました!

と興奮されたお顔でマシンガントーク頂きました。

遠路より何度もお越し頂きましたが、僅か3ヶ月でお車がまさに見違えてしまいましたね!

とっても遣り甲斐のある内容で私達もお客様と同じ様に大満足です。

今後とも宜しくお願い致します。

 

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Posted at 2019/08/29 15:28:46コメント(0)

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