さていよいよ2日目に突入しました。
センターデフオイル漏れ修理が無事終わりATF交換へと進めます。
F25 X3ではATF全量交換が100%出来ないのですが、今回は可能なお車でした。
お客様も全量交換をお求めでしたので、とても喜んで下さいました。
BMW車ではATFレベルゲージがありませんのでオートマオイルクーラーとマシンを繋ぎます。
そのオートマオイルオイルクーラーにアクセス出来無い場合は不可となりますが
今回はアクセス可能でしたので、ホッとしました。
遠方から来て頂いて出来ないのでは、とても心苦しいですので安心致しました。
走行距離も9万キロ超えですので、ご覧の通りオイル劣化は相当にきてますね!
ダンパー交換をしたとはゆえ、調整前数値は相当に狂ってましたね~
走行距離96000kmも経てばダンパー以外にも消耗パーツ沢山ありますので致し方ありません。
しかし現段階でここまでピッタリと合わせれば、お車は相当に安定します。
アライメント機器を導入する前のボッシュの講習では?
ボロボロの何もメンテナンスされていない古いMBのアライメントをわざと滅茶苦茶にして
アライメント調整して違いを体感して下さいと言われました。
そこで私はすかさず、意味無いんじゃないですか?タイヤも終わってるし車は傾いているし
そんなごまかしして何の意味があるんですか?と応戦しました。
すると講師はこう言われました。
おっしゃる通りですが全てのユーザーさんがお金を掛けて各部を新品に出来る訳ではありませんので
「一時しのぎ、悪く言うとその通りのごまかしですが、アライメント調整にお金を掛けられる意味はあると思います。」と答えられました。
ですから私は嫌々そのガタガタの車のアライメント調整をさせられたのですが
調整後乗ってみてビックリ!これありだ!と思いがけない言葉を発してしまいました。
あんなに不安定でよれよれの古い車、ましてやタイヤもツルツル状態で乗れたもんでは無かった車が
こんなにも変化するなんて、これはお客様にメリットありありと感じてしまいました。
ですのでもちろん各部を見直ししていけば、アライメント調整の意味はドンドンと高みに上るって事ですから
これは導入しない訳にはいきませんね!と確信してしまいました。
導入前は全て外注先にお願いしていたのですが、こんな大事な事を人任せにしていたなんてイカンイカンと痛感されました。
ですのでX3のお客様もまずは現段階でお試し頂き更に高みをお望みでしたら消耗品交換とこのアライメント調整にて
新車以上の喜び(新車時アライメント調整はメーカーではしていませので)を体感して頂ける事はもちろん可能ですので今後もご期待下さい!
今回は2週連続にてお越し頂き誠にありがとうございました。
これにて総仕上げ完成です!
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