ガルフストリーム BMWブログ

カテゴリーカテゴリー

月別記事一覧月別記事一覧

2025年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

お知らせの記事一覧

ハブベアリング交換でここまで変わる?

 

皆様よくご存知のフロントハブベアリングのお話でございます。

BMW車は後輪駆動です。

今回交換しましたのはフロントハブベアリングでしてが、殆どのFR車のフロント(転がるだけの軸)にはこの様なベアリングは使われていません。

では何を使ってるかと言いますとテーパーローラーベアリングを使っている車が殆どです。

皆様にお見せしているハブベアリングは駆動する軸を支えるボールベアリングと呼ばれる物でして本来転がるだけの軸受けには使われていません。

しかしBMW車のフロントの軸には、このボールベアリングによって支えられています。

と言う事はいかにBMW社が前輪の軸受けにも強度を持たせているかと言う事になります。

これはあくまでも自分の憶測でして製造者の方にお聞きした事も無い私独自の考えなんですが、いかに後輪駆動の車の前輪を安定させるかとの思惑でこの様な仕様にしているんじゃないかと思うんですが違っていましたらすいません。

ただコスト的にもローラーベアリングの方が絶対に安く出来る訳ですから、その面を考えましてもオーバークオリティにしてでもそのステアリングの重厚感を出したい故じゃないかと考えるんですがいかがでしょうか?。

話は長くなりましたが本題です。

VW車の前輪(駆動輪)にはこれと全く同じボールベアリングが入ってまして、以前所有してましたVW GOLFが10万キロを越えた時に色々な症状が出まして交換した経験が有ります。

当り前ですが非常にシッカリとした足に戻り満足した記憶が有ります。

しかし感動は有りませんでした。

どちらかと言いますと元通りで終わってました。(駆動してますので解りにくいんです)

BMW車でも沢山のお客様のハブベアリング交換をやらせて頂いておりますが完成後そんなに長い試運転をするわけもいかず異音や振動の確認だけの経験しかありませんでした。

以前乗ってたBMW 318isでは10万キロも乗らずハブの交換など必要も有りませんでした。

いや~自分の車でやらなきゃいけない!昨日は反省しきりでした。

まさに感動が生まれます。

後輪駆動の前輪がここまで安定するか!とビックリしました。

まるで岩の様なドッシリ感で雨にも関わらずそのステアリングのブレの無い事!

やっぱり短時間の試運転では解りません。

自分の車でやらなきゃ駄目ですね!(駆動していない前輪だからこそ解るんですね!それも驚きでしたが)

ちなみに今回は何の自覚症状も無く自分の車のハブベアリングの交換をしました。

決して悪い状態では無かったんです。

只単に走行距離も増して来ましたので軽い気持ちでやってみただけだったんです。

しかし結果は想像を超えてました。

コントロールアーム、タイロッドエンドの交換でBMWらしさを取り戻しプラスアルファの気持ちでやっただけでしたが、これ皆様に本当にお勧めできます。

是非頭の片隅に置いておいて下さいね!

残念な事にE46&Z4のお客様のお車では早くもこのパーツの交換の必要性が出て来ています。

やはりコストの問題でしょうか?ステアリングを一杯に切った時に音や振動が有る、タイヤノイズが妙に大きい、走行中床に振動がくる、こんな症状はハブベアリングの可能性が高いです。

BMWらしさを取り戻し尚且つ感動出来るハブベアリングの交換は重要です。

 

追伸

ちなみにポルシェ 930のフロントはローラーベアリングでした。

これも交換してますが感動は有りませんでした!

やっぱボールベアリングの方が良いんでしょうか?

25 いいね!

この記事が気に入ったら「いいね!」を押してね

Posted at 2008/02/10 15:13:15コメント(0)

これからはオイル交換の度にオイルフィルターを交換して参ります。

先日何気なしに買ったカー雑誌を読んでいてギョ!としました。

とある車屋さんの整備体験談なんですが「ある時エンジンをバラシテいたら内部でオイルフィルターの接着剤が詰まってた事が有りました」「棒みたいな半透明のプラスチッックが部品の裏に詰まってまして同じのがボロボロと出てくるんですよ」「全バラしても何だか全然分かんなくて最後にオイルフィルターを試しにぶった切ってみたら紙フィルターをケースに接着しているエポキシが取れてエンジンに回っちゃってた。」「フィルターからゴミ出してどうするの?みたいな(笑)」

最近のエンジンオイルはロングライフになってましてオイルの交換サイクルが非常に長くなっています。

私共もお客様に交換サイクルは以前の様に頻繁に替えなくても大丈夫ですとご案内しております。

しかしこの記事を読みますと何かギョッとしませんか?

BMWのオイルフィルターをはじめ最近の車のオイルフィルターは殆どが紙製のカートリッジタイプになっております。

決して高額の部品ではありませんので今後は毎回の交換をお客様に勧めて参ります。

どうかご理解宜しくお願い致します。

0 いいね!

この記事が気に入ったら「いいね!」を押してね

Posted at 2007/10/27 17:56:22コメント(0)

金属疲労は必ずあります。

先日の遊園地の事故もそうですが、金属の疲労は必ず起こりえる事です。

自動車も当たり前ですが、金属の固まりであり、尚且つそれを組み立て、形作っていますのは、多くのボルト&ナットです。

自動車整備はこのボルト&ナットとの格闘でもあります。

水 泥 雪 埃 温度変化 にさらされ、錆びて固着したボルト&ナットをはずす事は、非常に困難な事です。

特に輸入車は、太く長いボルトが多く使われより難易度が増します。

そんな分解整備で酷使されたボルト&ナットを再使用するのは、どうかと思われます。

当社では以前より必ず強度の掛かる場所のボルト&ナットは必ず新品にし、同時にネジロック等を用い、適切なトルク管理をして参りました。

当然お客様には、その僅かな部品代が、ご負担にはなりますが、その僅かな金額で安全を得られるならばと喜んでお支払い頂いております。

純正パーツでも、メーカーによりけりで、必ず新品のボルト&ナットが付属する場合と、そうで無い場合があります。私共は、付属しないメーカーさんの部品発注には、必ず追加注文しております。今までお話してきました事は、至極当たり前の事なんですが、結構やってらっしゃらないところが多いのも事実なんです。

2 いいね!

この記事が気に入ったら「いいね!」を押してね

Posted at 2007/05/31 17:04:15コメント(0)

アクセス記事ランキング