こちらのデータはお越し頂いて即、アライメント測定させて頂いたものです。
当社ではサスペンションの交換時には全くの素の状態を確認させて頂いてから進行します。
走行距離も10万キロ超えですので当然ですがアライメント数値はずれていますね!
そんな中、一番重要なリアトーの数値は良いのですが、リアキャンバー左側が、かなり寝てしまっていますので車は右に向いてしまいます。
はたまたフロントトーは左がアウト、右がインを向いてますので若干の打消しがあるものの!
やはりステアリング修正が必要となり長距離走行は、お疲れになろうかと思います。
そしていよいよSACHSダンパーへと換装です。
今回もノーマルスプリングを使用しローダウンなど致しません。
また同時に前後アッパーマウント、バンプラバー前後も総交換致します。
BMW純正ダンパーもSACHSですが、アフター供給されるSACHSダンパーの方が乗り心地も良く(例えるとアルピナの様な乗り味です)
且つお値段もかなりリーズナブルなんで超お勧めなんですね!
本音を言えば当社オリジナルサスペンションキット ECDキットをご装着頂きたいのですが、そこまでは!
って方には断然ノーマル形状のSACHSが一番です。(変な車高調はOUTですね)
取り着け終了後、最後の締めは鬼アライメント調整です!
これがシッカリとしていませんと折角の良いダンパーも真価を発揮してくれません。
なるだけ長い工具を使い、手のブレを抑制します。(これが鬼を生み出します)
ハイ本日もお約束通りの鬼アライメントに致しました。
しかし調整出来ないフロントキャンバーはポジティブになってしまいました。
走行距離も10万キロ超えですので次はフロントアームの交換も必要ですね!
ワンオーナーで8年近く大切に乗られているお車ですので、今後もメンテナンスで極めて頂きたいと思います。
今回は本当に遠路より誠にありがとうございました。