ビルシュタイン オイルスラッジクリーン導入
スラッジとは、人間に例えれば心臓部の血管に詰まった コレステロールのようなものなのです!
エンジンオイルには、エンジン内部の回転部、摺動部に流れ、なめらかに動き、加熱しないようにする大切な役目があります。
その為には、綺麗なオイルがスムーズに流れることが必要です。
エンジン内部にはこれまでのオイル交換では除去できないスラッジやカーボンなどの汚れが付着しています。
オイルの流れが悪くなると、走りが悪くなり、燃費や馬力も落ち、ますますエンジンに負担を掛け、寿命も短くなります。
ビルシュタインR-2000 オイルスラッジクリーンシステムはそんな問題を解決します!
下記に当てはまるお車は全て対象車と言えます。
★ 走りが重い!
★ 燃費が悪い!
★ エンジン音がうるさく感じる!
★ 新車時の性能を取り戻したい!
★ 有害排ガスを減らしたい!
★ エンジンの寿命を延ばしたい!
★ オイル交換の時期が遅れてしまった!
★ 慣らし運転後の金属紛を取り除きたい!
★ 高級オイルの良さを十分に発揮したい!
★ オイルの銘柄を変えるので以前のオイルを完全に洗い流したい!
★ 中古車を購入したが前のオーナーのオイル管理が心配である!
オイルスラッジクリーンによる効果
1. 摩耗成分の低減
エンジン内は種々の金属が摩耗部に使われていますが、フラッシングを行うことで、次のように低減しました。
金属 |
Cu |
Fe |
Cr |
Pb |
Al |
Si |
Na |
Mo |
Sn |
NO3 |
平均低減率 |
52% |
40% |
10% |
58% |
40% |
25% |
54% |
19% |
23% |
10% |
テスト:Shephard Labs (Los Angels, CA)
2. エンジン性能の改善
エンジンの摩擦が低減したことにより、下記の性能が改善しました。
燃 費 |
2.1% 改善 |
馬 力 |
1.7% 改善 |
トルク |
1.0% 改善 |
テスト:Superior Automotive研究所 (Anaheim, CA)
3. 有害排ガスの低減
エンジンの効率が改善されることにより、有害排ガスを低減しました。
有害排ガス |
HC |
CO |
NOx |
CO2 |
黒煙 |
平均低減率 |
11.8% |
13.9% |
2.0% |
1.8% |
8.8% |
テスト:California Enviromental Engineering (Santa Ana, CA)
※ディーゼルエンジンは黒煙を測定
クリーニング方法
スラッジクリーンシステム本体のタンク(ガソリン、ディーゼル別)内で42℃に加熱した洗浄薬剤をエンジンのオイルフィルターポートより脈動させながら圧送します。
洗浄薬剤はオイルの流れるラインのスミズミまで行き渡り、汚れを分解・除去しながらオイルパンへ落ちて行きます。
オイルパンに落ちたスラッジや汚れを含んだ洗浄薬剤をドレンよりバキュームし、3μ(ミクロン)フィルター(一台に1本使用)で濾過後、タンクへ戻します。
またエンジンを停止させながら洗浄を行なうため、せっかく落としたスラッジや汚れをエンジンのオイルポンプが再度吸い込み、オイルパン内のストレーナーの目詰まりを起こすことがありません。スラッジクリーンシステムは、ストレーナーの汚れも取り除くために洗浄薬剤を逆流させる逆洗方式を採用しています。
洗浄プロセス
■ 1回目フラッシュ : 加熱した洗浄薬剤を脈動させながらフィルターポートより圧送し、マシン⇒エンジン⇒マシンと循環して洗浄を行なう。
■ 1回目ソーク : ポンプを止めて、加熱した洗浄薬剤を滞留させることでスラッジなどの汚れに浸透させる。
■ 1回目リカバリー : ソークによって分解、除去されたスラッジや汚れの混じった洗浄薬剤をドレンより全てバキュームする。
■ 2回目フラッシュ : 加熱した洗浄薬剤を脈動させながらフィルターポートより圧送し、マシン⇒エンジン⇒マシンと循環して洗浄を行なう。(1回目と同じ)
■ 2回目ソーク : ポンプを止めて、加熱した洗浄薬剤を滞留させることでスラッジなどの汚れに浸透させる。(1回目と同じ)
■ 2回目リカバリー : 最後にフィルターポートよりエアーブローを行ないながら、オイルラインに残留した洗浄薬剤や汚れを落としこんでドレンより全てバキュームする。
※尚、当社マシンは4回までフラッシュを行なうマシンであり、1台のお車に4回 上記の作業を繰り返し行うものとなります。
作業工程
■ 1. フィラーキャップ、オイルゲージ、ブローバイホースを取り外す
■ 2. 汚れたオイル下抜き
■ 3. 汚れたオイルフィルター取り外し
■ 4. 3μフィルターをセット(マシン側)、アダプター取り付け(エンジン側)
■ 5. スラッジクリーンシステム起動
■ 6. アダプター取り外し
■ 7. 新しいオイルフィルター取り付け
■ 8. 新しいオイル注入
※稀少車の一部にはアダプターが対応していない場合があります。